激流で居食い

激流で居食いをするアジが居る。

わたしは、同じ日に何度も釣り上げた。

ここの激流には確かな法則がある。

ある意味、料亭の床の間の御膳の前。

時間になると御馳走が運ばれてくる。

お客様の口元に御馳走(ワーム)を運び込めば・・・。

アタリは無いが、微妙に微かな重みが加わる。

ただ、これは重みというほどでもなく、

ほんの少し動きを止められた感じ。

アジはワームを食べたまま激流の中で違和感なくそのまま泳いでいるのだ。

この時に合わせさせてもらって、お会計となる。

やれやれ、人生、どこでも、大変。

(※さすがにジグヘッド付きだとアタリあり)

策略家の黒猫

タチウオ釣りが終わり、堤防から引き上げ、車の側まで戻ると、
道路の側溝の鉄網の下から聞こえる可愛そうな猫の鳴き声。
チラッと下を見ると、横穴から上目に覗く鉄網越しの視線が美しい。
うむ・・小魚持っていないし・・。
ちょっと猫に声を掛けてから立ち去り、少し離れた車に乗り込みエンジンを掛ける。
すると、突然先ほどの側溝の下から黒猫が這い上がってきて、
そそくさと低空飛行で逃げ出して行った。
これはまさに、演出無しの本物のワーク。
収穫無しの慣れた仕事終わりの現場から早々と退散する姿勢と雰囲気が醸しだされていた。

激寒と強風

冬場の激流アジングと言えば、『激寒&強風』!

これが定番。

まだ、12月、まだ、だいじょうぶ。

と、甘く見ていると・・・

やって来ました!

『寒気』という名のスパルタ教官。

おまけに急に寒くなった時は、魚が・・いない。

何も、いない。

それでも、せっかくだからと2〜3時間。

いない魚は、なかなか釣れない。うむ、確かに釣れない。

腕もよくない、魚もいない、ダブル条件法。

判子押せますね。釣れない方に賭けます。

心も折れて・・、もはや立ち去るのみ。

そのような訳で、一途、青物狙いの場所に移動。

翌朝、次の場所では、イカ2杯と、ヤズ1匹。

場所的な救いの神でした。感謝。

ここは海底の地形と釣れるポイントを割とよく知っている場所です。

手前が30数メートル位リーフで浅くなっており、

その向こう側から中層以下でジグを早めのアクションで引いてきます。

リーフへの駆け上がりのポイントで、さらに早くジグを煽り、

その後、(超)高速で巻き取ります。

今回のヤズはリーフへの駆け上がり手前数メートル辺りで来ました。

ネリゴの場合は、駆け上がりをそのまま追いかけて来て、

トップまで上がって来て食いつくこともあります。

これは、楽しいです。

この場所は最近スレていて、なかなかトップルアーに反応がありません。

みなさん、2、3年前の『入れ食い』を懐かしんでおられますが、

わたしも去年からは、毎回朝まづめの1匹のみです。

メタルジグにシラス

青物ジギング中。

テールのトレブルにシラスがフック。

掛かったのではなくて、

フックの先がシラスの口の中に入っているではないですか・・。

しかも、立派に上顎に。

うむ、素晴らしい腕・・・ではなくて、

すごい、魚だ・・シラス。

これまで、甘く見ていたかも。

メタルジグにタコ

3年前。

堤防の片隅。

メタルジグを付けたまま海に放置。

実はちょいと妻の手伝いで数分経過。

さて、いよいよジギング再開・・・と言うわけで引き上げる。

ん? 何か重い・・。

とにかく、さらに引き上げる。

お! 何? タコが掛かってる。

サイズは、おそらく300g前後。

ん〜・・・こんなこともあるのだね・・海。

ま、得した気分で再開。

今年、そこでタコエギ垂らしたけど、さっぱり。

柳の下の、なんとやら・・。

浮いてきたのが・・

今年は、初めてタコ釣りというものをやった。

この道に優れている方に指導を受けた。

やって見ると、これ、意外と面白い。

時期早めの有名ポイントに行く。

まだ素人ながら、2,3杯釣れた。

次第に上達・・いや、なかなか、しない。

釣具店の店長にもコツを教わる・・ふむふむ、なるほど。

新たな闘志が沸いてくる。

数カ所で腕を鍛える・・・ま、少しは釣れる。

さて、ここは、アジの餌釣りのポイント。

真夜中の堤防に、ひとり居られる。

”こんばんは” と、挨拶を交わす。

さて、始めよう。

アジ釣りの人とは反対側で、トントン・・トントン・・

少し横にづれながら、トントン・・トントン・・

おっ、感触あり・・・。

思い切りあわせる・・・重い。

なんとも、重い・・。

それでも次第に上がってきた。

こ、これっ! 数キロクラス!?

うおおおっ、と、力任せに引き上げる、が、上がらない、

それでも、腰に力を入れて思い切りロッドを持ち上げる。

少しずつ、上がってきた。

とにかく、踏ん張る。

わたしのロッドの曲がりを見て、

隣の人が慌てて車までタモを取りに行く。

その前に、一応、海面を覗く・・・。

そ、そこに・・・浮いてきたのが、鉄製の・・

大きな網かご。

嵐の中のアジング

今年の3月初旬です。(2月がよいらしいのですが)

ギガサイズのアジが釣れると言われるスポットに到着。

時化(しけ)です。

堤防を越えて水しぶきが・・・。

この時期は餌釣りの人たちが並んでいて、入る隙間もない場所。

わたしと妻の2人だけです。

先端に行きます。

風と共にMキャロでキャスト。

よく飛びます。(風があるので)

妻は、まずは25~27cmサイズを数匹。

そして、尺サイズも追加。

その間、わたしも、やっと20cm超えを数匹。

そして、何やら妻が騒いでいます。

”大きいです!”

わたし、自分のをすぐに巻き取り、タモを用意。

一応準備完了。

来ました!・・デカイ。

ネリゴかと見間違うサイズです。

45.5cm。

やった、ギガアジ。

いいな〜あ、と、思いつつ、実は、わたしにもラッキーが。

やはり、天候が幸いして、大きいアジが湾内に。

わたしのは、40.5cm お情けギリギリのギガアジ。

後で、釣り道具屋さんで聞いたのですが、

50cm (テラアジ)近いのも釣れたようです。

そのサイズ、釣ってみたいですね・・。

妻のより少し小さ目のを。(^^;)

ゼナックのイワシ

2年前です。

ここは有名な釣り場。

何しろ駐車場から青物が釣れる珍しいところ。

到着。

先客でびっしり・・。(と言っても7名〜9名位ですが)

この日は渋くて、まだ、誰も釣っていないそうです。

釣り場ですが、隙間は唯一、目の前に岩が2つある場所。

うーん、このふたつの岩の間に投げなければいけないのか・・。

という感じながら、妻とふたりでキャスト。

わたしはゼナックMUTHOS 100Hで妻はLATEO 86。

かなり価格差がありますが、わたしのは友人からのギフトです。

この友人からは他にもMorethan 1010M/MHというギフトも頂いております。(感謝)

実はこれを取り出した妻が後で活躍するのです・・。

さて、わたしは、ルアーにぶっ飛び君95Sを選びました。

すると、着水後にイワシの群れがルアーを突くのですね・・。

何度投げても、そんな感じなので、妻に見せました。

”ほれ、これ見て、イワシがルアーを突いている”

妻:”ゼナックがイワシで曲がる筈ないですよ〜。”

後で考えると、確かにこれはバリバリの青物ロッドです。

ブリ90cmを吊したまま歩いてもOKだそうですので・・。

わたくし、まだ、青物初心者でした・・。なつかしい。

妻も同じ青物の初心者の筈なのですが・・この人は勘が鋭い。

さて、次に何が起きたかといえば、

妻、これは行けると感じ、ロッドをMorethanに取り替えます。

そして、ぶっ飛び君を付けて、わたしと同じポイントに遠投。

本人、何やら言っています。

水流をつかみながら流すそうです・・。

そして、”来たぁ・・!”

と、ロッドが、曲がる・・・、かなり曲がる。

やっと、何とか寄せて、わたくしタモでキャッチ。

70cmちょいのハマチです。

さ〜て、またですが妻です。今度は50cm程度です。

しかし、これが岩の上にポトリ、バタバタ・・落ちる、落ちる、

ちょ、ちょっと・・と、足で踏ん張りながら、なんとかキャッチ。

幅30センチの足場に落ちたので慌てました。

そしてですね、またまた、妻がフック。

しかしこれは何とか寄せては来たものの、

足下まで来た時の強引な引きで岩場に・・・

プツッ!と見事に切られました。

他の方の話では、”ネリゴ(カンパチの子)でしょうね。”

と言うことでした。

ところで、この日、みなさんの釣果はゼロのようでした。

追いかけられるカマス

昨年の秋。

堤防からのルアー釣り。

目の前を猛スピードで横切るカマス。

そして、ジャンプ!

さらに、加速するカマス。

な、なんだ!

と、思いきや、すぐ後ろから水面下50センチ位をパトカー・・・

ではなくて、

40cm程度のヤズ(ブリの小っさい時)が、

これまた猛スピードで追いかけている。

すっごい・・・なにか、かっこいい・・。

リアルな、現実の魚の生の生活を見た。

興奮する、ライブだし。

この日、釣ったカマスをヤズ2匹に追いかけられて、

とられる、と、思い、慌てて抜き上げたところ、

水面から飛び出てくわえた!

が、ヤズは外れて落ち、カマスは残った。

ああ^^; 

後で考えた。食べさせておけば、ヤズが釣れたのに。

とっさに、盗られると思ったことを、今は後悔している。

思い出す度に、何度も・・・。

落ちる真鯛

昨年のこと。

堤防にタモを持って行っていなかったのが問題。

妻(この人は確実にわたしより釣りが上手)が50センチ程度の真鯛をフック。

『真鯛です! しかし、タモがないです。』

近づいてみると、かなり大きいが、抜きあげられるかもしれない・・

と、勝手に思う私。

取り込みの時はわたしに代わることが多い。

ここでも、自信ありげに交代。

遠くで、タモ貸してあげるよ・・と、小さく聞こえたような・・。

しかし、抜けると思う・・・と、勝手な解釈が・・、

そのまま実行へと移る。

シーバスロッド、ラテオ86。

PE 0.8号。

思い切りロッドを上げた。

真鯛が目の前に・・現れる。

で、デカイっ!! 

堤防が高くて40数センチ程度にしか感じなかったが、

ピシーーーーーーッ・・・パチーーッ!!!!

き・れ・た・・・・・・ぁぁぁっ・・・。

目の前の真鯛が、スーーーーッ・・と落ちてゆく。

ドッボーーーン、バッシャーーーツ!!!

ある意味すごく綺麗な音が一面に響く。

PEはガイドとの摩擦熱で切れたようだ。

その数日後、妻は同じようなサイズの真鯛を釣り上げた。

その時、わたしはタモ入れをした。