VARIVAS 4S-610S (2016年製)

すでに2本持っているのですが、このロッドしか使わない妻のサブとして1本は新品未使用在庫。
わたしも使いたいのでUSEDを探しました。
そして、美品を入手。(これで3本になりました)
今回のロッドの曲がりを見てみると、少し違う・・・ん? 
妻の2本はソリッドとベリーの繋がるところが滑らかとは言えず、
ところが、なぜかそれが超高感度特性になっており、
掛けるところまでは超絶技巧。
しかし・・・一旦掛かった後にバレやすい傾向にあり、そこがネガティブなところ。

ところが、今回入手したロッドは繋がりカーブが滑らかなためか見た目は良いが、
このロッド特有の超絶な高感度は微妙に乏しい。
変な曲がりの高感度ロッドが多い34に対して、
がまかつは滑らかでも高感度。それは軽さ、細さ、だろう。

ところで、VARIVAS 4S-610S、わたしとしては、曲がり具合は今回のロッドの方が気に入るながら、
感度で負けるのは、ちょっと・・・。
そこで、ぎりぎり細いこのロッドを、さらに磨く・・危険を覚悟・・。
もはや、賭け。
え〜、実は上手く行きました。
テストで250gの重りを釣り上げカーブを見ます。
上下に揺らして抜き上げ時をイメージ。
この程度の重さ(ちょっとした尺超え)までは軽く抜けそうです。
T島の激流でテスト。(後ろの電線が新しくなり昔より下がっているので気を付けながら)
このロッドは寄せるときにアジが少し大きく感じます。34のHSR63 V3 も同じ傾向ですが。
逆に、宵姫天 54FLでは、アジのサイズは同じサイズに感じます。
この点も、全体的に宵姫シリーズがポイントが高い。
ただ、LUXXEのロッドはどれも同じで個性という意味では34。
何しろ全てが別々の癖のあるロッドで、それを気にいるしかない・・そんな感じ。
これもアジング。うむ・・。頂点付近は実に色々です。F1もそうだけど・・どこでもそうかも。

この、VARIVAS 4S-610S は、ロッドが楕円に撓みます。(こわい)
折る人が多いのは理解できます。
限界点が分かっていれば折れることはないです。
何度も尺超えを引き抜いています。
ただ、レースカーなどで言えば、
ちょっとしたハンドリングの修正みたいなのは必要なのかも知れないですね。
一応ドラグ設定でこなせますが・・・うっかりすると、コースアウト。
うーん、結構、楽しいですね。
同じロッドながら、短いTFL-63の方は、なぜか面白味がないですね。感度も物足りない。
4S-610Sは長い分、撓みの範囲が広く、スリルのある不安要素を感じることが簡単です。
レースで言えば際立つコーナリングでギリギリまで攻めている感覚でしょうか。
ま、人生は楽しめるところは色々と楽しみたいですね。
なぜか、このロッドは妻のハンドリングにより運転されています。
妻は注意を一度に多方面に払うことが得意ですね。

わたしは、ちょっと変わった味わい深い釣りの追求を・・・。
ロッドは可能な限り素直な方が良いのです。